ポリープが五つも!二つは悪性!

アガリクス茸がガン克服の明るい希望を与えてくれた!

病名 大腸ガン

福岡県福岡市 K.S.さん(57才)

  今年の一月に、大腸ガンの体験を紹介させていただきました。あの時はまだはっきりした結果が出ていませんでしたから、「途中経過」ということでした。

あれから一年近く経って、やっと病院の先生から太鼓判を押され、大腸ガンとの決別が出来ました。前回と重複するところがあるかと思いますが、最終報告をしたいと思います。

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 大腸ガンと宣告されたときは、本当に強いショックを受けました。去年の五月、軽い脳梗塞の発作を起こして救急車で運ばれ脳の手術を受けました。

一旦退院しましたが、娘の結婚式でチャペルを踏むため万全を期そうと再入院したのが九月です。病院では胃と大腸の検診を受けるよう毎日のように休憩室でビデオが流されていました。見舞いにきてくれた知り合いの一人が、自分も受けたが簡単な検査だったから安心のため受けてみろと勧めてくれたこともありました。実は数年前から便に血が混じることが度々ありましたが、痔だろうと決め込んで放っていました。

●ポリープが五つも! 二つは悪性!

 家内は入院で初めてこのことを知り、とても心配していたようです。家内に半ば背中を押されるように、九月の末に検診を受けることになりました。私は初めから軽い気持ちでした。

胃の検査は異常なしで簡単に終わりました。大腸の検査。検便で血便が出ていたのでさらに検査を受けることになりました。一升の下剤を五分で飲み干し、内視鏡で見てもらうといきなりポリープが五つも見付かりました。そのうちの二つは悪性でした。

内視鏡による摘出手術を受けて、二カ月後にもう一回腸の中を診てもらうと、摘出後はどこを切ったか分からないくらいにきれいに治っていました。ところがS字結腸という入り組んだ部分にまた二つポリープが見付かりました。一つは悪性で、末期に近いものでした。すぐに切ってもらいましたが、このときのショックは前回よりも大きく、自分自身混乱してしまいました。たった二カ月でこんな末期の悪性腫瘍ができるほどに、ガン体質なのか、それとも見にくい部分なので今まで見落とされていただけなのか、答えの出ない問いに悶々としながら日々を送りました。

●医師のアドバイスなくアガリクス茸が頼りに

退院しても薬はないし、医者からこれといった生活上のアドバイスもなく、ただアガリクス茸だけを頼りに六ヵ月後の検診に希望を託したのです。

 六月の検診を前に、思い切って病院を変わることにしました。総合病院は無駄な時間をとられますから。個人病院なら行ってすぐに診てもらえるだろう、くらいのつもりでしたがそれが間違いのもとでした。病院の診察を受けに行き、内視鏡で診てもらうと、三年もののポリープがある、と言われました。慌てて元の総合病院で診てもらうと、ただの傷だから心配ないと言われました。

一体どっちを信じてよいものやら。結局最後は覚悟を決めてがんセンターへ行きました。すると例のポリープはクリップごと消えていました。そしてその部分が赤くただれているようになっているということでした。この傷のせいでしょうか、七月末とその後一回、排便の折に出血したことがありました。

●ガン克服の明るい希望に

 そしてつい先日、十一月五日にがんセンターへ行き診察を受けました。

「腸の中はきれいで、あの傷跡もすっかり良くなって、ほかの部分と同様、きれいな粘膜ができています。もう大腸ガンの心配はいりませんよ。診察は一年に一回は受けたほうが良いでしょうが、わざわざがんセンターまで来られなくても、近所の病院で診てもらえばいいですよ。」

先生のこの言葉が聞けて、本当に嬉しかったです。

 この一年はまったくつらい一年でした。いきなり悪性のポリープが見つかった時は、口もきけず食事ものどを通りませんでした。検診の度に新しいポリープが見つかりました。ガン家系だから、ガン体質だからこう次々とポリープができるのか。

それだったら、こんな腸は切り取ってもらおうとまで思い詰めたこともあります。それでも検診の時に先生が「前のところはどこを切ったかわからないくらいです」と驚かれるのを聞くと、これはアガリクス茸のおかげかな、アガリクス茸でガンが治るかも、と思う瞬間がありました。それはまだ不確かなものでしたが、ガン克服への明るい希望を与えてくれました。

 退院してからは、嫌いな野菜を少しは食べるように気をつけました。家内もずいぶん食事には気を使ってくれました。とにかく便秘をしないように毎日散歩を続けました。退院後の日常生活で、特に気をつけてきたことはこの程度です。見えない不安と闘っていた一番辛かった時、アガリクス茸を飲み続けてよかったなと心から思います。もし飲んでいなかったら、こんなに早く、こんなに確かに「大腸ガン克服」はできなかったと思います。

 最後になりますが、闘病の期間を通して姉夫婦にはずいぶんと助けられました。仕事の面でも無理をしないで働き続けることが大事だと励まされ、いろいろ配慮をしてもらいました。家内も私の病気のことで度々相談に行っていたようです。

 私の病気で夫婦ともども大きなダメージを受けて、精神的にも参っていた時に、ずっと支え続けてくれた兄と姉に感謝しています。なかなか口では言えませんので、この紙面を借りて伝えることができればと思います。

出所: http://www.csf.ne.jp