あっけないほどの肺ガン宣告!

「半年でも一年でも、しっかり生きればいいよ!」

あと半年といわれてはや二年。

ガンの進行がピタリととまった!

病名 小細胞肺癌

福岡県糟屋郡 E.M.さん(62才)

●あっけないほどの肺ガン宣告!

 私の病名は、小細胞肺ガンです。どちらかというと、若い人に多いガンで、肺の中に小さなガンがたくさんできているので手術ができません。肺ガンを宣告されて三年になります。私の体験が、同じ病気で苦しんでおられる方々の励みになればと思います。

 平成七年七月七日、子宮ガンの手術を受けました。周りからは手術をする日じゃないよ、と冷やかされました。

 子宮ガンは肺の方へ転移しやすいらしく、退院後受けていた定期検診では必ず、肺のレントゲンを撮っていました。しばらくは何もなく過ぎましたが、平成八年の暮れに肺に影が見付かりました。私はその場で大学病院の先生に、「影っていうことはガンでしょう?」

といい、先生は「そうです」。

肺ガンの宣告は、こんな風にあっけないものでした。私もある程度は覚悟ができていたのでしょうか。

●「あと半年から一年・・・一年は無理でしょう」

 翌平成九年の正月明け、入院して抗ガン剤治療を受けました。最初にもいいました通り、小さなガンがたくさん散らばっているので、手術ができなかったのです。十日入院して治療を受け、月が変わるとまた十日入院するというのを九月まで続けました。ある程度の抗ガン剤の副作用はありましたが、比較的元気でした。

 平成九年の九月と十月はとても忙しかったです。わたしは病院から退院し、娘には次男が生まれました。同居していた母が九十二歳で突然亡くなりました。母の葬式の時、生まれて一カ月の孫の泣き声がおかしいのに気づき、病院へ連れていくと、心臓にふたつも穴が空いていました。

その足で子供病院へ入院し手術を受けましたから、幸いなことに今はとても元気にしています。まあとにかく、退院してからの慌ただしかったこと。そんなこんなで、退院後は休む間もなく主婦の現役復帰です。掃除、洗濯、食事の用意といった毎日の家事の合間に、疲れたら休むという生活でした。

●「半年でも一年でもしっかり生きればいいよ!」

 そうこうしているうちに、半年後の検診で、ガンが再び大きくなり始めていることが分かりました。

平成十年の四月、今度は家族を呼ぶようにいわれ、主人や息子と一緒に先生の話を聞きました。先生はもう処置なしだといわれました。すると、私より息子の方が気が動転してしまったのでしょう。私がいるのに、「先生、あとどのくらい生きられますか?」と聞いて、「あと半年から一年・・・.一年は無理でしょう」といわれました。私は主人と息子に、「半年でも一年でもしっかり生きればいいよ。悪く考えてもしょうがない」といいました。

 大学病院で処置なしといわれたのを機に、友人の紹介で久留米にある病院に掛かることにしました。高速を使っても車で一時間かかるほど遠くの病院です。その病院の先生の勧めで、アガリクス茸を飲むことになりました。先生の話では、私の体質には、他のどの健康食品よりも、アガリクス茸が合っているのだそうです。そこで、それまで飲んでいた健康食品をやめて、アガリクス茸にかえました。

●ガンの進行がぴたりと止まった!

平成十年の四月から飲み始めて、もうそろそろ丸二年になります。はじめは乾燥アガリクス茸を煎じて飲んでいましたが、程なく、エキスの粉末を飲むようになりました。経過がよかったからか先生も乗り気で、アガリクス茸をどう飲むのがよいか、わざわざ調べてくれました。私の場合、アガリクス茸のエキスの粉末を、一度に二包ずつ飲むのがいいということで、朝に二包、夜1包飲んでいます。アガリクス茸の他に、去年の四月から、その病院で試験薬の点滴を受けています。もちろん強制ではないのですが、病気にいいというものは何でも試しておきたいので、一日置きに高速バスで病院へ通っています。他に丸山ワクチンも試しています。お金もかかりますが、命には代えられないというのが主人と私の考えです。遠方の病院へ一日置きに通うのも、もう生活のリズムになっていますから少しも苦になりません。でも、人に話すと、みんな驚きます。

 その病院と大学病院で、毎月検診を受けます。レントゲンを撮ってもらい、血液検査その他の検査を受けます。影の方は大きいままですが、ガンは増えてもおらず大きくなってもいません。二年間、変化なしです。毎月大学病院へ検診を受けに行くたび、「よくこれで元気にしてるね。入院してベッドに寝ててもおかしくないよ」と、担当の先生はびっくりします。「家ではどうしてる?」と聞かれ、「普通に家事をして、一日置きに高速バスで病院に通っています」というと、また驚かれます。病院の先生の表情からすると、私の『当たり前』は、相当すごいことなのでしょう。普段の生活で困るのは、咳が出ることだけです。人と話したりすると、時々咳き込んでしまいます。これさえなかったら随分楽だろうと思います。

 こんなふうで、私はいろいろ試していますので、お話としてお役に立ちますかどうか。私は、私の肺ガンがきれいに消えてなくなることは無理だろうと考えています。ただ、これ以上大きくなったり増えたりしなければいいと思います。あと半年といわれてはや二年。こんなたちの悪いガンの進行がピタリととまったのですから、よっぽどアガリクス茸と私は相性がよかったのでしょう。アガリクス茸、その他の薬、一日毎の病院通い、主人や子供たちの思いやり、諸々のことが私を支えてくれていて、それで元気でいられるんじゃないでしょうか。その中で、私は落ち込んで病気に負けたりしないように、しっかりした気持ちでいたいなと思います。

出所: http://www.csf.ne.jp